suzumoku セスナの空 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 眠い風にくすぐられて軽く咳をして わだちをたどりただひたすらに 刻む足音を 一つ一つ数える 変わりだした季節の色に一度頷いて 木陰の先 駅の向こうに立ち並ぶビルを 一つ一つ眺める 梅雨明けの町を夏が乾かして いくつかの約束がそっと動き出す頃 ガード下の人々にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く彼方へ 探す事も目指す事も創りかけのまま 余白だけが増え始めたあやふやな日々を 一つ一つ重ねる セミの
suzumoku
suzumoku セスナの空歌词
suzumoku 如月歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 止まぬざわめきに耐え切れず 思わず仰いだ空に 君のカタチは現われずに 崩れて流れて消行く雲 様変わりした街に あの日を重ねてみても わずかにずれる二人の影に 切なくてまた俯いてしまう 気付かず速まる足音に 溜息を絡め夜明けを待つ 窓の隙間から三日月 救い出すこともできないまま 乾いた喉が痛む 右手がしびれている 取り留めなくにじむ涙を ごまかす言葉も見つからない 君と出会わなければ 苦しまずに済んだの? 違う違うと問いただして
suzumoku ソアラ歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku ポリカーボネートに映る空が 余りにも綺麗過ぎて 軋むグラスファイバの翼が ひたすらに愛おしくて 君は今日も風を探しては 夢の形を飛ばす 何度も 何度も 笑いながら腕を振りかざし 指差す 指差す その雲の峰にまで届くように 眠りの中でも描くのは 思い通りのマヌーバ 細長く白いコントレイルで 無限のマークを作ろう 君はゴーグルもかけないまま 音を越える速さで 何度も 何度も 軽やかに心を弾ませて 踊るよ 踊るよ その目が覚める明日
suzumoku ガタゴト歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 朱色のリボン付けて 朝からお疲れ様 今日も西から東まで 真面目にガタゴト そこの小柄なあなた なんとか乗れますよ すし詰めは日常茶飯事 ご了承下さい 老若男女 細身に太身 運べるものは運びます 弱音一つ吐く事なく 真面目にガタゴト 敷かれたレールの上 夜までお疲れ様 酒臭い輩にも慣れっこ 真面目にガタゴト そこの泣いてるあなた とりあえずお乗りなさい 気持ちが落ち着く駅まで ご一緒しましょう 喜怒哀楽 汗水涙 気兼ねなくどうぞ
suzumoku 適当に透明な世界歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 昨日コンビニで買った透明な傘と 残り僅かな小銭を連れて 憂鬱に包まれた普通列車に揺られ 二人とも知らない駅で降りてみたのさ 不意に流れた君の透明な涙 それを見つめていた僕はとても冷静で 君は小さなハンカチでそれを拭うと 屈託のない笑顔を見せようとしたのさ 「海が近い」とはしゃいで適当に歩く 程なくて聞えた心地良い音 ふらふら過ぎる時間がひたすら愛おしくて 僕らはただ・・・ 消波ブロックの前で透明な二人 冷たくなった風に吹かれな
suzumoku 身から出せ錆歌词
suzumoku 身から出せ錆 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 空飛ぶ鳥を見ていたんだ 嵌め殺した窓の手前で 触れられない背中にそっと 奇跡の想像もした 放り投げたスプーンにちょっと 青い錆が付着しだして その中一つ封じ込んだ 夢が文句を言ってる 差し込む褐色の西日も影を伸ばす たったそれだけで焦るその心は 焦るだけマシだと思いたいだけ 毒が回る前にバラしましょう 素直になれなかったと ヘッドフォンを繋いだプレイヤ 埃がこびり付いたディスプレイ 盤から伝わるメッセージは 慰めの名
suzumoku ホープ歌词
ホープ - suzumoku 詞∶suzumoku 曲∶suzumoku 流し台の水垢が 不摂生な生活を 起き抜けの僕にだけ そっと警告してる 寝癖も直さないまま 手に取るマッチとホープ 煙まみれで作る珈琲 欠伸も混ぜて 「物が少ない部屋だな-」と 笑われてしまうけれど つい考え過ぎてしまう癖が 染み付いてるだけだろう バイト先まで15分 出会いなどは無いけれど ポケットには気休めの希望 小さなホープ ゴミ袋をあさる猫 横取りを狙うカラス これとよく似た事を 今朝のニュースで見たな コンビニの灰
suzumoku 素晴らしい世界歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 都会を飾る真夜中の明かり 「あれは残業の景色なんだよ」と 君は眠そうに目を擦りながら 独り言のように呟いてる 商店街のシャッターが閉まり 終電車は最後の片道を 重たそうにひどく軋みながら 二人の影を瞬かせて消えた 帰り道 頭をめぐるのは 明日の不安ばかり 駆け抜ける風の潔さが 羨ましくなるよ 僕らが見つめてる世界はいつまでも 光も暗闇も抱え続けるから 迷うことくらい 何度もあるさ 涙が浮かんだら そのまま流せばいいよ 酔い潰れ
suzumoku モダンタイムス歌词
suzumoku モダンタイムス 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku テレビは今日も深夜まで馬鹿騒ぎのパレード 流行の間抜けなトークで金を稼ぎましょう 「政治の話ワカンナ〜イ」アイドルがスベっても 可愛ければ拍手喝采「それじゃまた来週!」 茶の間で煎餅くらえてぼんやりニヤけるそこのアンタ 手の内見せないメディアの罠にまんまとハマっていませんか? インターネット万々歳 デジタルな生活が 「ペーパーレス!お出掛け不要!エコです!」と叫ぶ 便利さばかり追いかけて誰か気付いてますか? 引きこ
suzumoku アイス缶珈琲歌词
歌:suzumoku 作詞:suzumoku 作曲:suzumoku 適当な嘘でごまかして 仕事を抜け出して来たのさ 平日昼下がり 気に障る先輩の愚痴に 次々課せられるノルマに 嫌気がさしたのさ 普段はそれなりに真面目で あまり目立たない方だから 誰もとがめやしない ロッカーに置き忘れてきた 缶珈琲が気になるけど まあ.どうでもいいや 誘われるように仰いだ空が今日だけは やたらと高くて広いのに それを遮った人混みはただ 急ぎ足で下を向いてひたすら流れてる ポケットに両手をしまって 溜息の理由を探