追い風 背に受け 帆を貼れ 空の果てへ 遮る物など無いのだから 冷え切った身体 身動きも出来ず ただ時を待った 逆さまの海 目に映る 深い漆黒の世界 崩れ始め 溶けるように 消えたい願いさえも 燃えて ねぇ.気づいて助けて 両手が動かないの 残った念だけ蝕む 体も意識も 誰かの物に変わる その先に待つ光が欲しい ゆらり揺れ 包む光を 閉ざされた心 砕いた貴女は その先を見つめ 何を思うの? 誘おう その目が見つめる場所 連れて行って 落とされた現実空虚な世界 越えて 今.抗え飛びたて 信じた者の