百花庭園の幻影 作詞:みとせのりこ 作曲:多田遠那 編曲:Dani 天空(そら)にうつした まぼろしの庭 遠くかすむ追憶の夢 幾千に咲く とりどりの花 いまは何処にももう見えない 黄昏どき浮かび上がる 朽ち果てた回廊に 幻影の花 過ぎ去りし日々 華やかなあの唄声 時間(とき)に埋もれた記憶の底の あなたがくれた 約束 この庭にわたしは 囚われたままで わたしに触れた あなたの指が 捲いた螺子が低く軋んで この睛(め)も髪も こころもすべて その手でつくられたわたしの 満ちて欠ける常蛾の翅 よび醒
vierge automatique~擬似少女楽園廃墟II~
みとせのりこ 百花庭園の幻影歌词
みとせのりこ 白繭の城歌词
白繭の城 作詞:みとせのりこ 作曲:みとせのりこ 編曲:鶴田萌子 おそとになんてでたくないの ずっとここにいたいの だれかになんてあいたくないの ずっとねむっていたいの 曇天の灰色 くもりの硝子 ゆらりゆらり ゆりかごの中 ふわりふわり 羽毛の中 せかいのことなんてしりたくないの ずっとひとりでいたいの おとなになんてなりたくないの ずっとこのままいたいの 六角のとりかご にせものの空 ゆらりゆらり 天蓋の底 ふわりふわり 鏡の底 少女は淡い唇から糸吐いて 小さな円い 夢の巣つくる くるりくるり
みとせのりこ カナリヤ機械歌词
カナリヤ機械(にんぎょう) 作詞:みとせのりこ 作曲:井上俊彦 編曲:流歌 黒い瞳 翡翠の羽 琥珀の色の沓(くつ)をはいて 綺麗な唄 囀るだけ 機械仕掛けの金の小鳥 ブロンズ線の鳥かごで ひとつの唄をうたい続ける あなたのその長い指で 胸に刺さった螺子を捲いて 細く光る 銀の細工 月の雫の凍る棘を ブロンズ線の鳥かごで ひとつの夢を紡ぎ続ける 胸で軋む歯車と発条(ばね)が錆びてはじける こわれたそら こわれたとき 終わりのない幻燈 記憶の匣にとらわれて ひとつの夢を廻し続ける ブロンズ線の鳥かご