While Hiding A Crime 空の蒼が包み込んだ 君の世界に一つ 音を足して響かせた 眠ったままの泪 溶かすように 拭うように そっと 指先が触れた その瞬間 はじけ飛んだ 錆びついた小さな鍵 月を隠した雲が 今日を切なくさせた 流れる時間にただ身を任せて 光 想い浮かべた 扉の奥広がる 色のついた足跡 静かな追い風のせいにして 歩 はじめればいい 大きく息を呑みこんだ じんわり甘い 季節 探りながら踏みしめる 重なる木の葉の音 深い傷も 癒してきた 罪をまた隠しながら もう戻れぬ